ご挨拶
「井の国歴史懇話会再開の御挨拶 」
井の国歴史懇話会会長 武藤全裕
県の文化財、龍潭寺本堂屋根替え工事の為しばらくお休みしていました「井の国歴史懇話会」の集いが、会員皆様のご協力により再発会が出来ました。大変嬉しく篤く御礼申し上げます。
ここ湖北のちは歴史、文化財の宝庫といわれています。「井の国」とも呼ばれ、縄文・弥生と続き古墳時代には井の国の王が、天白磐座で水の祭祀を司っています。井の国に井伊氏が登場しました。遠江の代表的領主として六百年、彦根に移って四百年と、千年にわたる歴史を今日に伝えてきています。その長い歴史の中には、宗良親王を迎えての南北朝の戦いを始め、中世末より戦国期には、今川軍・徳川軍による井伊領侵攻がありました。戦乱のちまたとなった井伊領、名門井伊家は一時滅亡の危機に陥ります。その井伊家を再校したのが二十四代井伊直政です。十五歳で徳川家康に仕えた直政は、数々の武勲を立て、やがて徳川軍団の筆頭になり、彦根に移ります。
近年浜松市が家康の顕影に力を入れております。この際本会で「家康ナンバー2」井伊直政公の顕影にも勤めて行きたいものです。
幸いこの度、本会の顧問に静岡大学名誉教授小和田哲男先生が、ご就任を快諾くださいました。深謝申し上げます。歴史を尋ね、楽しく歴史を学ぶ会にしたいと念じております。
活動内容
龍潭寺中心の歴史懇話会であるので、ご祈祷、法要等の活動を加えて、寺院に支えられた歴史を体験するようにして特色ある会。
ご祈祷、涅槃会、開山堂参詣、鐘つき、抹茶、宝物拝観、仏教の話・等
■入会費 ¥1,000
■年会費 ¥1,000(郵便局振込、あるいは総会時徴収)
■参加費 各講演会時 参加費 ¥500
■会報 年4回発行
■年間行事
・4月下旬 総会および講演会 龍潭寺客殿
・5月あるいは6月 龍潭寺住職と巡る旅
現地研修旅行 マイクロバス25名定員(講演会に関連する場所)
・10月 講演会および個人研究発表 龍潭寺客殿
・1月 講演会および研究発表 龍潭寺客殿
・2月 龍潭寺住職と巡る旅
涅槃図を見る会 マイクロバス25名定員
■その他 各種イベントや講演会の広報をする。
徳川家康没後400年に関するテーマの歴史散策の様子
井の国歴史懇話会報
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