特別催事
龍潭寺屏風 遊楽之図(上:左隻 / 下:右隻)
[県指定文化財] 紙本金地着色 六曲一双 江戸時代
江戸時代初期の風俗図屏風である。
寺では、岩佐又兵衛作と伝えられている。 遊里を中心に酒を飲み、囲碁、花札、釣、舟遊び、さらには盆踊りと、当時の庶民の遊びが楽しく描かれている。衣装の大胆な絵柄は、細やかに美しく描写され、江戸時代初期の優れた美的感覚がうかがえる。
織田信長 遺品「」
織田信長公の遺品。のぎ目が美しく出ている。
信長公の遺品として他に交趾盆・陣中茶碗、南京焼茶入・黄西湖茶碗がある。
宋版錦繍万花谷 金沢文庫[国指定重要文化財] (11月より展示予定)
(そうはんきんしゅうばんかこく)
中国南宋時代中期、1188年(淳熙15年) 頃発刊、当時の百科大辞典。
全国に4冊しか現存していない貴重本で、うち3冊(目録上、巻33,34巻39,40)が 当時に織田信長公の遺品として所蔵されている。 当寺四世悦岫和尚は信長の子である。
【文化遺産データベースより】
錦繍萬花谷は南宋淳熙十五年頃編された類書で、中国文学史上に重視された。この両本はその南宋時代寧宗頃の刊行と認められ、版式、料紙を同じくし、いずれももと金沢文庫に一具の僚巻として伝来したものである。錦繍萬花谷の宋版は、別版として南宋後期刊本の存在が知られるが、本書は南宋中期に溯る現存最古本であって、金沢文庫伝来本として貴重である。
徳川家光公拝領の茶入「古瀬戸 肩衝(かたつき)茶入」
徳川家光公より拝領したと伝わる肩衝茶入。肩衝茶入とは、上方部分(肩)が横に張り出した茶入のことである。
【 戦国時代より桃山時代にかけては一国一城にも変わる大役を果たすようになり、武将らはこれを権威の象徴とし、小壷狩りと称してこれを集める傍ら、家臣に対してこれを褒賞として与えたりしたのである。江戸時代には、幕府は将軍家への忠誠を約する証明の品となし、大名と柳営の間を往復させたのである。(『原色 茶道大辞典』 淡交社発行より)】
…他、赤備え鎧
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展示品は
前半後半の入替や変更があります
北斎 十二富士 江戸時代後期 本堂に展示中
北斎は北斎の号(ペンネーム)も含め、 号を生涯30回以上変更しており、こちらは卍の号を名乗っていた頃の作品。本堂に展示中。
紅葉の時期に合わせて国指定名勝記念物の庭園を夜間特別公開いたします。
ほのかに浮かびあがる幽玄の世界をご堪能ください。
【開催日・時間】 | 【夜間特別料金】 |
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大人 600円 小・中学生 300円 |
※行事は予告なしに日程・料金が変更になる場合がございます。
ご確認ください。