特別催事

「衛府太刀拵(えふたちこしらえ)」(江戸時代)
拵 総長 84.0 総反4.9 柄長 20.8
衛府太刀は元来禁裏(がんらいきんり)の警備を掌った役人が腰にする太刀でしたが、江戸時代は大名が衣冠束帯(いかんそくたい)の装束の儀式に用い、この種のものを細太刀とも呼んでいます。総金具は赤銅魚子地(しゃくどうさかなこち)に橘紋が浮き彫りされ、鞘は金梨地に橘紋が蒔絵され、作が優れています。
寺伝によると、第26代井伊直澄公が権現様50年忌に、第30代井伊直惟(なおのぶ)公が権現様100年忌に、日光御名代として両度共この太刀を佩用(はいよう)されたもので、享保15年(1730)に直惟公から当山に奉納されました。
開山大師伝来の「三具足」

室町時代の三具足(香炉・燭台・花立)です。


徳川家光公より拝領したと伝わる肩衝茶入。肩衝茶入とは、上方部分(肩)が横に張り出した茶入のこと。
【戦国時代より桃山時代にかけては一国一城にも変わる大役を果たすようになり、武将らはこれを権威の象徴とし、小壷狩りと称してこれを集める傍ら、家臣に対してこれを褒賞として与えたりしたのである。江戸時代には、幕府は将軍家への忠誠を約する証明の品となし、大名と柳営の間を往復させたのである。(『原色 茶道大辞典』 淡交社発行より)】
他、 「信長公遺品天目茶碗(峴山天目)」、蜂前神社文書「関口氏経井伊直虎連署判物」(複製)等
※ 展示品は 変更される場合があります
御霊屋には 24代井伊直政公、22代井伊直盛公、元祖井伊共保公の木像と、井伊家代々のお位牌が祀られています。与板井伊家のお位牌も祀られています。
上記期間中、特別公開いたします。

御霊屋の位置は 境内案内 にて
ご確認ください。
特別開放した書院にて、秋の庭園を眺めながらお抹茶を一服いただけます。
【開催日・時間】 | 【料金】 |
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一服 800円 |
紅葉の時期に合わせて国指定名勝記念物の庭園を夜間特別公開いたします。
ほのかに浮かびあがる幽玄の世界をご堪能ください。
【開催日・時間】 | 【夜間特別料金】 |
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大人 700円 小・中学生 350円 |
※行事は予告なしに日程・料金が変更になる場合がございます。
ご確認ください。