特別催事

「衛府太刀拵(えふたちこしらえ)」(江戸時代)
拵 総長 84.0 総反4.9 柄長 20.8
衛府太刀は元来禁裏(がんらいきんり)の警備を掌った役人が腰にする太刀でしたが、江戸時代は大名が衣冠束帯(いかんそくたい)の装束の儀式に用い、この種のものを細太刀とも呼んでいます。総金具は赤銅魚子地(しゃくどうさかなこち)に橘紋が浮き彫りされ、鞘は金梨地に橘紋が蒔絵され、作が優れています。
寺伝によると、第26代井伊直澄公が権現様50年忌に、第30代井伊直惟(なおのぶ)公が権現様100年忌に、日光御名代として両度共この太刀を佩用(はいよう)されたもので、享保15年(1730)に直惟公から当山に奉納されました。


永禄3年(1560)、23代・井伊直親、龍潭寺参詣の折、一国一城を持てる器の男の子が授かるよう観音へ立願。
夫婦そろって南渓和尚の御祈祷を受けられる。同年5月御懐胎、翌年2月9日、直政公誕生され、幼名虎松と付けられた。〔井伊家伝記〕
井伊直政公の御念持仏
「観音菩薩」
24代・井伊直政公の御念持仏として龍潭寺に伝えられる観音菩薩。
戦国時代、直政公は15歳で徳川家康公に仕え、42歳で亡くなるまで、数々の合戦に従軍しました。。特に、関が原の合戦には、徳川四天王の先矛として活躍。「井伊の赤備」と言われ恐れられました。
その直政公の身を案じ、龍潭寺第二世・南渓和尚がお祀りした仏様です。
…他 ※ 展示品は 変更される場合があります
上記期間中、特別公開いたします。御霊屋には 正面左に24代井伊直政公、中央に22代井伊直盛公、右に元祖井伊共保公の3体の木像と、井伊家代々のお位牌が祀られています。
![]() |
![]() |
![]() |


扁額は、井伊家39代当主直愛さんが奉納されたものです。
どなたのお位牌かわかるように下に名前が入った木札が置かれています。
与板井伊家のお位牌もお祀りされています。



御霊屋の位置は 境内案内 にて
ご確認ください。
![]() |
【開催日・時間】 | 【料 金】 |
|||||||||
|
いずれも 写経(客殿)、拝観で 1,500円(要予約) |
![]() |
紅葉の時期に合わせて国指定名勝記念物の庭園を夜間特別公開いたします。 ほのかに浮かびあがる幽玄の世界をご堪能ください。 |
【開催日・時間】 | 【夜間特別料金】 |
||||
|
大人 600円 小・中学生 300円 |
※行事は予告なしに日程・料金が変更になる場合がございます。
ご確認ください。